i ro se | SPIRAL PEN STAND憧れのペンスタンド

〈イロセ〉のこのペンスタンドに出会ったのはシカジカをオープンする2、3年くらい前。巻き貝のような独特なかたちがおもしろくて、それが実は機能的でもあり、かつ革というのも好みで。その時からずっとお店をはじめる時に取り扱いできたらいいなと思っていたのですが、このたび念願叶い、シカジカで販売できることになりました。

〈イロセ〉は高橋源さん、高橋大さんが兄弟で立ち上げ、2人でデザインを手掛ける革小物のブランド。独自の感性と視点で、美しくかつ機能的なプロダクトを多く生み出しています。ちなみにイロセという名前は、古事記に記されている兄弟という意味を持つ言葉からきているのだそう。

《スパイラル ペンスタンド》はその名にもある通り、1枚の厚革を螺旋状に巻いて形作られているペンスタンド。収納部の高さが中心にいくほど高くなっていて、ペンや鉛筆、定規、はさみなどの背が高いものから、ふせんや消しゴムなど背の低いものまで一緒に収納することができます。

個体差もありますしおおよそですが、収納部の高さは中心の1番高い部分で約13cm、外側の1番低い部分だと約5.5cm程。内側には仕切りがあり、この仕切りは形状を固定させるための構造体でありつつ、挿したものを倒れにくくする役割も担っています。

収納スペースごとに違うのは高さだけじゃなく、幅、奥行きといった広さも場所ごとに違います。また、螺旋状につき、置いたときに正面と裏が生まれます。そのため、このペンはよく使うから正面側に、とか、これはこのスペースなら挿せるな、とか、丁度良い配置を探りつつ使っていくペンスタンドでもあり、そういうところもなんだか楽しいです。

また、独特なデザインには革素材の特徴が存分に活かされていて、ぐるぐる巻きの形状もそうですし、銀面（革の表面）と床面（革の裏面）が両方見えるおもしろさがあったり、コバ（革の縁）がアクセントになっているところも。ただユニークなだけじゃなく、革で作ることの意義や合理性が随所に見られ、それがこの《スパイラル ペンスタンド》の唯一無二の存在感と魅力につながっているような気がしています。

カラーはヌードとブラックの2種類。ヌードはナチュラルな雰囲気があるので、木製だったり白のメラミン天板だったり、そういう机や家具との相性が特に良い感じがします。ブラックは言うまでもなく合わせやすい色なので、どんな家具、インテリアにも合いますし、シックな印象を求める方にもおすすめです。

革の経年変化については、イロセさんに聞いてみたところ、艶が出てきたり、ヌードは徐々に色が濃くなったりと一般的な変化がみられるそうです。僕もまだ確認できていませんので、手元にあるものが変化してきたら写真を撮って載せたいと思います。

パッケージ

仕様

i ro se

デザイナーの高橋源さん、高橋大さん兄弟が設立した革小物のブランド。2人によってデザインされ、日本の職人により製作されています。「i ro se」という名前は、古事記に記されている兄弟という意味を持つ言葉からきているのだそうです。

ご注文の前にご確認ください

バリエーション