BOROSIL | VISION GLASS耐熱で多用途。
30年以上愛され続ける
インドのロングセラーグラス

《ヴィジョングラス》は、インドの理化学用ガラスメーカー〈ボロシル〉社が製造する耐熱グラス。インドでは30年以上販売され続けているロングセラー商品です。素材は実験器具のビーカーやフラスコと同じホウケイ酸ガラスで、電子レンジ、オーブン、そしてなんと直火まで可！用途を限定しないデザインなので、グラス以外にもフラワーベースやペン立て、カトラリー立てになったり、別売りの蓋《グラスリド》をかぶせれば保存容器や小物入れとしても使えます。

形はストンとした完全な円柱型。装飾的な要素も一切無く、底面に「BOROSIL」のロゴが小さく入っているのみ（ホワイトとアンバーはロゴ無し）。素っ気ないほどのミニマルさですが、このけれん味の無さが《ヴィジョングラス》らしさ、魅力だと思いますし、僕はとても気に入っています。ただこれはタフな耐熱機能や汎用性が備わっているからこそ、ミニマルさに用の美を感じるのだと思いますし、単にシンプルだから良いよね、ということではなさそうです。シンプルなグラスは世に溢れていますが、その中で《ヴィジョングラス》が長く愛され続けているのは、実用性の中にある美しさ、道具としての確かさに理由があるのだと思います。

コップとして、うつわとして。
色々使える4つのサイズ

01.
LH（約350ml）
たくさん飲む時、氷を入れる時に

1番背の高いLHは、氷を入れつつたっぷり楽しみたい飲み物、アイスコーヒーやアイスティーなどを作る時によく使います。《ヴィジョングラス》は耐熱につき、氷の上からホットコーヒーやホットティーを注ぐ、急冷式の作り方でも安心して使用可能。細長な形もお店のそれのようで雰囲気良し。500mlのロング缶を移して飲むとちょうど2杯分になります。

ちなみに洗う際ですが、LHは縦に長いので、スポンジ手持ちで中をゴシゴシしようとすると底面のあたりがちょっとやりにくいんですよね。なのでしっかりゴシゴシしたい場合は、柄付きのスポンジ、いわゆるボトル洗いのようなものを使ったほうがよいです。

02.
M（約295ml）
1番使っている標準的サイズ

Mは大きすぎず小さすぎず、グラスとして標準的なサイズ感。食事の時、冷蔵庫からお茶を出して飲む時、デスクに持っていく用としてなど、個人的に1番使っているのがこのM。《ヴィジョングラス》の中で1番見た目のバランスが好きなのもMで、使いやすいサイズだからというのもありつつ、単純に見た目が好きだから出番が多いのかもしれません。温かいお茶がおいしい季節は、ティーバッグをいれて熱湯を注ぎ、そのままデスクに持っていって飲むという使い方もよくします。

03.
LW（約305ml）
ロックグラス、ビアグラスに

LWはロックグラスに適した幅広で背の低いタイプ。ロックはもちろん水割り、ソーダ割り、耐熱なのでお湯割りにも。お湯割りは温度に注意すれば耐熱グラスである必要はないと思いますが、耐熱なら気にせず熱湯を注げるためやはり安心です。また、LWはビールも似合うグラス。ビアグラスといえば縦に長いプロポーションのものが一般的ですが、LWの幅広な口径で飲むゆったりとした感じが、これはこれで良いなと思います。

Mとほぼ同じ容量のため、お酒を飲む時に限らず使いやすいのも特長。お茶やコーヒーを淹れてみても、Mとはまた違う雰囲気になり良いです。むしろMでなくこちらをメインで使ってるって人も多いのでは？お酒を飲む時もそれ以外もひとつのグラスで使い回せるから、あまりグラスや食器を増やしたくない人にもおすすめです。

04.
S（約210ml）
ヨーグルト、カップケーキ、ワインなど

ワインをカジュアルに楽しむ時や、ヨーグルトのうつわとして、また、オーブンでそのまま使えるので、カップケーキやプリンを作る時にも。Sは1番浅くて洗いやすいので、起き抜けに水を飲む時など、何か飲んですぐ洗って片付けたい時にはこれを使うことが多いです。小さく見えて湯呑やティーカップ程度の容量があり、温かいお茶や紅茶、コーヒーを取り分けるグラスとしても。取手がないため注ぎたては注意が必要ですが、《ヴィジョングラス》は温かい飲み物もよく似合うので、Sに限らずついやってしまいます。

フラワーベースや小物入れにも

そのシンプルさゆえ、《ヴィジョングラス》はグラス以外の使い方も色々。LHやMなら、フラワーベース、箸立て、カトラリー立て、ペン立て等に。箸立て、カトラリー立てとしての使い方についてですが、ティースプーンなど小さめのカトラリーならMでOK。箸やディナースプーンなど、大きめのものはLHがおすすめ。ペン立てや、洗面所で歯ブラシなどを入れておく用途はMが適していると思います。Sはキャンドルホルダーにも。
うつわ型の《ヴィジョンカトーリ》と合わせて、デスクオーガナイザー的に使うのもかなり良いです。

別売りの蓋《グラスリド》を組み合わせると、より使い道が広がります。密閉はされませんが、飴などの小さなお菓子を入れておいたり、ホコリがはいってほしくない日用品類の小物収納にも。中にドライフラワーをいれて蓋をし、ちょっとしたショーケース的な使い方もできたり。《グラスリド》はクリア色のみでソーダガラス製、耐熱機能はありません。

夜が似合うアンバー、
朝が似合うホワイト

カラーバリエーションについて。LH、M、Sは、クリア、アンバー、ホワイトの3種類から選べます。LWはクリアのみ。アンバーは深みのある琥珀色で、特に木のテーブルとの相性が良く感じます。アンティークっぽい雰囲気があるので、ビンテージ系の家具にも。また、夜が似合う色で、夕食に合わせたくなります。ホワイトはミルクガラスのような乳白色で、クリア・アンバーとは異なる半透明な透け感。朝食に合わせたくなる爽やかなカラーで、フレッシュジュースなど、色がある飲み物が特に映えます。

うつわ型のカトーリ

このページで紹介しているグラス型の4サイズ以外に、うつわ型の《ヴィジョンカトーリ》というタイプもあります。《ヴィジョンカトーリ》は、デザート皿や小鉢、ソース入れ等に使いやすい2サイズ展開。

仕様

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バリエーション