リューズガラス フレクシブル飾りやすさ抜群の優秀ベース

リサイクルガラスでできている、〈リューズガラス〉シリーズの《フレクシブル》。このベースの優れている点、それは適当に挿してもある程度バランス良く見せてくれること。上部のくびれている部分がポイントで、ここで口径が小さくなっていることで、傾きすぎず、まっすぐすぎずの絶妙な角度がつくようになっています。花束的に飾るようなボリュームがある時はもちろん、挿す本数が少なくてもきれいに見えるので、一輪挿しにも。くびれによってバランスのよい角度になるとともに、その上部は上に向かって広がる形状なので、大きめの葉がついているような花でも、その広がりを邪魔せず飾りやすいです。そんなふうに飾ることのできる植物の幅がとても広いですし、ざっくりと挿してもまとまるので、今まで花を飾る習慣はなかったけどこれから始めたいって人にもすごく推したいベースです。

大きさはSとLの2種類。Sは置き場所を選ばず使える、日常使いしやすい標準的サイズ。ダイニングテーブルに置くベースとしても主張しすぎず丁度良いです。ひとつあると便利なサイズなので、初めてベースを買うって人にもおすすめ。Lは大きめで存在感があるので、印象的に飾りたい場所やシーンに良いと思います。また、ボリュームのある花束もしっかり飾れるので、お祝いで大きなブーケをもらった時にも活躍してくれると思います。

リサイクルガラスと型吹き

回収された空き瓶、ガラス製品を細かく砕き、ソーダ灰や石灰石等を加えて高温で溶かす。そうしてガラス原料に戻ったものを再利用しているのが、《フレクシブル》をはじめ〈リューズガラス〉シリーズの製品です。ベトナムの職人さんたちにより、昔からある「型吹き」という技法で手作業で製造されています。そのため、よく見るとちょっとゆがんでいたり、線のような跡が走っていたり、皺のような模様があったり。人の手を必要としない機械成型のガラス製品と比べて、手の跡が残る味のある仕上がりとなっています。また、リサイクルガラスを使用しているためか、細かな気泡がポツポツと入っていたり、黒い斑点があったり、そういう色々も結構あります。ただこの〈リューズガラス〉シリーズについては、形の個体差やゆがみ等も含め、そんな不均一さも製造方法や素材ならではの「らしさ」だと思いますし、個人的には魅力のひとつだと感じています。

2023.12.12
一輪挿しに使ってみる

レストランでもらった、という妻からのお土産のお花をフレクシブルに飾ってみました。一輪だったのでもっと細いベースがいいのかなとも思ったのですが、挿してみるとなかなか良い感じ。ボリュームたっぷりに飾るのもいいですが、一輪挿しメインで使うベースとしてもアリかもしれません。

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