ネギシ製陶 | 鉢ネギシさんの深鉢

栃木県は益子町、ご夫婦で営む小さな製陶所〈ネギシ製陶〉さんの深鉢。汁気のあるおかずやサラダなどの盛り付けに重宝するうつわです。

シカジカで扱うのは5寸鉢と6寸鉢。5寸鉢は、一人分のサラダや煮物、汁物に適した大きさ。ネギシさんの《平皿》や《縁取り皿》にメインのおかずを盛り付け、この5寸鉢にサラダを。そんな使い方に丁度よく、冬は鍋の取り鉢としても使えたりと、いろいろ幅広く活躍してくれます。

6寸鉢は中鉢で、一人分の温かいうどんやそばがぴったりおさまるくらいの容量。ラーメンにも問題無く使えますが、一般的な500mlで作るタイプの袋麺の場合、スープをすべて入れるとなみなみか溢れるくらいになるため、スープの量は少し減らしてください。また、6寸鉢はどんぶりとしても使いやすいサイズ感。鶏肉や豚肉をさっと炒めて味付けし、白ご飯の上にのせ、卵黄をおとし、白ごまや小ネギをぱぱっと散らす。そんな時短丼でも、6寸鉢に盛り付ければお店で出てくるような立派な雰囲気になります。そのほか、2〜3人分程度のサラダや煮物をまとめるボウルにも6寸鉢は良さそうです。

ネギシ製陶さんのうつわは、いわゆる作家さんもの的な、強い作家性のあるものではありません。天然石灰をベースにした釉薬から生まれるニュアンスカラーはネギシさん独自の特徴ですが、かたちはあくまでもシンプル。わりと普通な雰囲気のうつわです。ですが、その普通さが日常使いとしては丁度良く、飽きずに長く使えそうだと感じていますので、そんな、長く付き合っていける陶器、うつわをお探しなら、ネギシさんのうつわはとてもおすすめだと思います。

カラーバリエーション

ネギシ製陶さんの器はどの色も落ち着いたトーン、風合いなので、色違いで組み合わせてもごちゃつかずにまとまります。

使い始めの目止めについて

土ものである陶器は磁器に比べて密度が低いため、目に見えない小さな穴や、貫入と呼ばれるヒビ模様から汁気を吸います。そのため、使い始めは目止めをお願いします。目止めは色々なやり方がありますが、ネギシ製陶さんでは「さっと汚れを落とし、3時間ほどきれいな水にうつわを浸す」という方法をご案内されていますので、こちらをお試しくださいませ。目止めを行うと、料理の汁気やにおいがうつわに移りにくくなります。

仕様

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