YARN HOME | UKIHA TOWEL吸水性、使い心地、速乾性。
すべて備えたタオルの理想形

自分にとっての理想のタオル。それがどんなものかと考えてみると、まず見た目の良さや丈夫さは前提。加えて、吸水性、ふかふか感、そして速乾性。この3つが揃ったタオルが個人的には理想。《ウキハ》は僕のこの3つの条件をばっちり満たしてくれているタオルで、吸水性抜群、中綿によりふかふかとした程よい弾力があり、部屋干しでもすぐに乾くので生乾き臭とは無縁。そんなタオル沢山あるんじゃない？と思うかもしれませんが、これが意外とありません。厚手パイル生地のタオルは吸水性やふかふか感に長けつつも速乾性はなく、ワッフル生地のタオルなら速乾性はありますが、ふかふか感は出にくい。そんなふうに吸水性、ふかふか感、速乾性は並立させるのが難しく、それを実現できているのは、医療用脱脂綿とガーゼで作られた《ウキハ》独自の構造、素材だからこそなのです。

吸水性と速乾性の両立

《UKIHA》に採用されている生地は、「pasima（パシーマ）」という、もともと医療用脱脂綿を専門につくっていた会社が開発したもの。医療用脱脂綿をガーゼで挟んだ構造のガーゼキルトで、製法一つ一つにこだわり、開発にはなんと10年もかかったそう。さらっとした気持ちのいい肌触りで、ふかふかと弾力があり、ふわっと軽い。普通のタオルとは全く違う使用感で、一度使ってからはこればかりヘビロテしてしまうほど。吸水性もとても優秀で、拭くというよりは吸い取るような感覚。ごしごし拭かなくても、濡れた肌をそっと押さえるだけで水分を吸い上げてくれます。

部屋干し時になかなか乾かず、いつの間にか生乾き臭が定着、洗ってもとれない…という典型的な生乾き問題に長年悩まされてきた自分としては、速乾性も欠かせません。自宅で《ウキハ》のフェイスタオルを部屋干しし、完全に乾くまでの時間を測ってみたところ、7月の室内で約3時間でした。一緒に干した無印良品のフェイスタオルは約8時間。季節や環境によって変わると思うのであくまで参考値ですが、約5時間も違う。これくらい速乾なので、濡れた状態が続きやすい洗面所の手拭きタオルにも最適です。

洗うごとに良くなる
風合いと使い心地

何度も洗濯するうち、中綿がふくらみ、くたっと柔らかく馴染んでいくのも《ウキハ》ならでは。最初はぴんとハリ感がある見た目ですが、洗濯を繰り返していくと表面に独特なしわが生まれ、ふっくらとボリューム感も増します。味わい、風合いが増すような変化をするので、使い込んでいく楽しみがあり、まるで革小物や無垢材の家具のよう。そんな「育てる」タオルでもあります。

また、洗濯を重ねても中綿が乱れないように細かい針目で縫製が施してあったり、埃が出にくいよう繊維の長い綿のみを使用されていたりと、長く快適に使い続けられるタオルであるための工夫、こだわりが詰まっています。

赤ちゃんがなめても安全
うきはの水で磨かれた、
誰でも安心して使えるタオル

清潔さ、安全性に対しても徹底されていて、綿から油や不純物を取り除く工程を、一般的なタオル用の綿では1時間ほどのところ1日かけて行っています。さらに洗浄にも1日かけ、何度も水洗いを繰り返し、最後はお湯でも洗っているのだとか。もともと傷口の消毒に使われる脱脂綿をつくっていた会社だからこそのノウハウが、医療用の純度まで磨かれた、清潔で安全な脱脂綿づくりを可能にしています。生産地は福岡県・うきは市。うきは市は名水の郷としても有名ですが、そんな美しい水で洗われ磨かれているというのもなんだかグッときます。ちなみに「UKIHA」という名前もこのうきは市から。

製造過程で仕上剤や蛍光増白剤、糊材などを一切添加していないため、赤ちゃんや肌が弱い方、加齢で敏感肌になりやすいシニアの方でも安心してお使いいただけます。また、繊維製品の国際的な安全基準である「エコテックススタンダード100」において、最も厳しい「クラスⅠ（乳幼児用の製品基準）」の認証を受けており、赤ちゃんが口に含んでも安全な基準をクリアしています。

バリエーションについて

カラーは、Cloud（クラウド）、Indigo（インディゴ）、Drizzle（ドリズル）の3種類。Cloudは白。ですが真っ白というよりは、オフホワイトといった感じの落ち着いた白で、なるほど確かに雲のような。Indigoは薄暮の深い青をイメージしたカラーだそうで、名前につられてか、なんとなくデニムも連想する色合い。使うほどに風合いが増す《ウキハ》と相性の良い色です。Drizzleはパープルグレー。あまり見かけない絶妙なニュアンスの色でこちらも素敵。

120×60cmのバスタオルは、大人が髪と身体を拭くのに充分な大きさ。赤ちゃんのおくるみや肌掛け、マットとしても使えます。そのため出産祝いの贈りものとしてもおすすめ。80×34cmのフェイスタオル、こちらは速乾性が活かして洗面台の手拭きタオルにすれば、いつでもさらっとした状態が続いて快適。顔を洗ってタオルに埋めた時の気持ちよさも至高です。

仕様

YARN HOME

2016年にデザイナーの荒川祐美さんが設立したファブリックブランド。日本各地のメーカーと協働しながら、日本の伝統技術や独自の製法をルーツにタオルやブランケット、ベッドリネンなどを展開しています。

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