LAPUAN KANKURIT | OSMANKÄÄMI ブランケット&タオル風に揺れるガマの穂

フィンランドの小さな町、ラプアのテキスタイルメーカー〈ラプアン カンクリ〉。〈ラプアン カンクリ〉は家族経営で、現在の経営者で4代目であるエスコ・ヒェルトさんの曽祖父が、1917年にフェルトブーツの会社を設立したのがはじまりなのだそう。そして1973年、〈ラプアン カンクリ〉という名前で会社が設立され、現在に至ります。

この《オスマンカーミ》シリーズは2023年に〈ラプアン カンクリ〉の創業50周年を記念して発売されたアイテムのひとつ。フィンランドを代表するテキスタイルデザイナーの一人であるエリナ・ヘレニウスさんがデザインを手掛けました。

ガマの穂モチーフのデザインは実はオマージュで、〈ラプアン カンクリ〉の創業者でデザイナーであるリーサ・ヒェルトさんが描いた、1970年代のタペストリーデザインに敬意を表したもの。水辺でガマの穂が風に揺れている様子からインスピレーションを受けた図案なのだそうです。

モチーフをしっかりと感じるものでありつつ、パターンとして絶妙に抽象化されているためすっきりとした印象のある《オスマンカーミ》。個性的なのにすっと馴染んでくれて、インテリアコーディネート的にも使いやすいテキスタイルです。

裏表で地と図のカラーが反転していて、インテリアに合わせたり、気分で変えてみたり、リバーシブルで楽しめるのもうれしいところ。ソファなどにバサッと置いたときの、両面のカラーが混じる見え方も良いです。

使い始めから柔らかく、なめらかでさらりとした肌触りは、厳しい審査基準で知られる品質証明「マスターズ オブ リネン」を取得している〈ラプアン カンクリ〉のウォッシュドリネンならでは。二重織りにつき、より柔らかい仕上がりとなっています。

サイズと用途について

サイズは46cm×46cmのタオル、145cm×200cmのブランケットの2種類。

46cm×46cmのタオルはキッチンタオルとしてグラスやお皿を拭く用途に、また、ハンドタオルとしても。リネンは吸水力・速乾性が優秀で水まわりでの普段使いには理想的な素材。タオルはループがついているのでフック等に引っ掛けて使うこともできます。

その他、プレイスマットに使えばテーブルに彩りを添えますし、熱いお皿を持つ時にミトン的に活用したり、バスケットにかけたり、そんなふうにも。

145cm×200cmのブランケットも用途は色々。

リネン特有のさらっとした肌触りを存分に味わうなら寝具として。肌掛けにしても、敷いて使っても気持ちいいです。

リネンは乾くのが早く、かさばらないので洗濯が苦じゃないのも長所。こまめに洗いやすいので汗をかきやすい夏場も清潔さを保てます。

ソファに持っていけば、くつろぐときベッドで使うのと同じように快適。余談ですが、自宅では使っているレザーソファの革が結構デリケートなので、寝転がる時は頭や首が触れる箇所にブランケットをかませ、汗でムレたりするのを防いでいます。布張りのソファでも、カバーを取り外して洗濯できないタイプは汚れや黄ばみがついてしまうとなかなか大変。革製だったり張り込みのソファを大事に使っていくための小技としても、ブランケットの活用はおすすめします。

そしてもうひとつ。ブランケットはテーブルクロスにしても良く、テーブルに掛けるだけでダイニングの雰囲気が劇的に変わり、食器や料理がぱっと映えます。

フラットな面に敷かれた《オスマンカーミ》は描かれたガマの穂のひとつひとつがよりはっきりと感じられて、ブランケットとして使うのとはまた少し違う見え方が楽しめます。

仕様

LAPUAN KANKURIT

フィンランド西部にある小さな町、ラプアで代々続くテキスタイルメーカー。非常に厳しい審査基準で知られるヨーロッパリネン連盟の品質証明「マスターズ オブ リネン」を取得しており、クオリティに徹底的にこだわるとともに環境へも配慮したものづくりを行っています。

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