AJI PROJECT | ROCK END庵治石のブックエンド
香川県高松市の東部に位置する庵治町・牟礼町。その2つの町にまたがる五剣山の麓でのみ採れる石材「庵治石」を使用したブックエンドです。石の自然な形を活かしたデザインは、まるで石そのままがごとんと置いてあるような存在感。
《ロックエンド》をつくる工程は、まず素材となる石を探すところから始まります。職人さんが採石場に行き、山のように積まれた石から適したものを探していくのですが、サイズや形、キズの有無など、色々とクリアしなければいけない条件があってすごく時間がかかるんだそうです。持って帰ってみたらやっぱりだめだった、なんてこともあったりして、とにかく採石場での見定めがとても大切なんだとか。
石の加工は、まず最初に「座り」と呼ばれる、底になる部分を切削してつくります。座りを決めるということは、置いた時にどこが上にくるのか、どんな立ち姿となるのか、も決めるということ。当然石の形はすべて違うので、職人さんが一つ一つの石を見ながらどうするかを考えていきます。
座りをつくった後は2つに切り分けるのですが、全体幅に対して正確に半分にすれば良いというものでもなく、石によってはそれだと格好悪くなることもあるんだそう。そのためこれも、一つ一つ。言われないと気付かないような部分ですが、自然で気付かないというのがすごみなんだなと感動。《ロックエンド》の加工は一見単純そうに見えますが、全然そうではないのです。
庵治石の色や模様は、ミネラルや黒雲母、鉄分などの含有成分の割合によって様々。同じ庵治石でも大きく異なります。《ロックエンド》は、含まれている鉄分が長い歳月を経て錆び、褐色になった「サビ石」と呼ばれるものを使用しています。
“本”がなくなっても続くもの
ブックエンドではありますが、本を挟まずそのままオブジェ的に飾っても。部屋にこういった存在感のものがあれば雰囲気も一味変わりますし、あとは本好きな人への贈りものとしてもおすすめです。少なくとも一生使えるものですし、譲っていけば子や孫の代までも。本がひとつ残らず電子化される時代がきた時はブックエンドとしての役割は終えオブジェとなり、「昔は本というのがあってね…」と小話のネタになるでしょう。
…なんて書いたものの、実際どれくらいの耐用年数なのかは正直わかりません。ただ庵治石は建材や石像にも使われる耐久性に優れた石であること、室内で使うので劣化が少ないことを考えると、そんなに大げさな話でもないかも?と思っています。
本や家具を傷つけないよう、本に接する面と底面は磨きがかけられていてすべすべ。底面にはクッション材もついています。ずっしりと重さがあるので、雑誌などの大きな本も問題なく支えられます。ただし、よくあるブックエンドのように本の下にベースをかませる構造ではないため、たくさんの大きい本が一気に倒れ込むような負荷には耐えられませんので、念のためご注意ください。
AJI PROJECT
《ロックエンド》をはじめ、庵治石を使用した商品を展開する〈アジプロジェクト〉。庵治石はその高い硬度や風化に強い性質、美しさから、石垣や神社仏閣、石像、石庭などに古くから利用されてきた高級石材。そんな庵治石を暮らしに取り入れるプロジェクトとして、2012年に13人の産地の職人と商工会の有志で立ち上げられたのが〈アジプロジェクト〉です。
職人さんとデザイナーさんが協働で一つの商品をつくり上げているのですが、デザイナーがデザインして職人がつくる、という一般的な形ではなく、あくまで職人さんの着想をベースにし、その上でブラッシュアップしていくものづくりを基本としているのだそうです。
パッケージ
仕様
ブランド | AJI PROJECT(アジプロジェクト) |
サイズ | 約 W150 × D80 × H150 mm |
重量 | 約 3 kg |
材質 | 庵治石 |
生産 | Made in Japan |
パッケージ | 有り |
ご注文の前にご確認ください
天然の石を使用した商品につき、形、色合い、サイズ、重量はひとつひとつ大きく異なります。個体を見て選びたい方はこちらからお問合せください。在庫の写真をお送りします。
ROCK END
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ひとつひとつ形や色合い、表情が大きく異なるため、個体を見て選びたい方はこちらからお問合せください。在庫の写真をお送りします。
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